「メタボリック・シンドローム」とは?

   「メタボリック・シンドローム」とは?についてご紹介しています
私たち日本人にとって、身近な病気となっており、驚くほどたくさんの人が、生活習慣病にかかっていたり、その危機にさらされていたりしているようです。
厚生労働省の2004年に行った調査によると、「メタボリック・シンドローム」の場合では、予備軍を含めた患者数は、成人では約2,700万人、40歳以上では1,960万人にも達するそうです。
男性の場合では2人に1人で、女性の場合は5人に1人が該当するという割合です。
「メタボリック・シンドローム」とは、内臓脂肪型肥満に加えて、さらに高脂血症、高血圧、高血糖のうち2つ以上に当てはまる状態をさします。
高脂血症、高血圧、高血糖が軽い状態だとしても、内臓脂肪型肥満と重なることで、動脈硬化が起きる可能性が急激に増します。
このように、内臓に脂肪が溜まる、「内臓脂肪型肥満」が危険視されているのには、理由があります。
内臓脂肪型肥満は、「かくれ肥満」と言われ、見ただけでは太っていると感じません。
そのため、見過ごしてしまい、知らないうちに、さまざまな深刻な病気が進行しており、手遅れとなってしまう可能性があります。
また、内臓脂肪が蓄積すると、糖尿病、心臓病、高血圧などと関連して、「内臓脂肪症候群」という動脈硬化症を発症しやすいと言われています。
内臓脂肪を蓄積することは、肥満であるかどうかということよりも、動脈硬化の発症や進行に関わる重大な問題となります。
内臓脂肪型肥満には特に注意して、太りぎみの人はもちろんのこと、最近お腹が出てきた人や、更年期を過ぎた女性などは、適切な検査を受けると良いでしょう。

お勧めサイトリンク集
Copyright (C) 2009 「メタボリック・シンドローム」とは? All Rights Reserved.